ごあいさつ
当院のコンセプトは女性の生涯にわたる健康を総合的にサポートすることです。
女性の健康は、女性ホルモンの一つであるエストロゲンの分泌量が年齢や時期によって多くなったり少なくなったりする変化と大きく関わっています。この女性ホルモンのバランスの変化が体や心の状態に深く影響を及ぼすことでおこりやすい病気があり、体調がすぐれない状態で学業、仕事、家事などを行っている患者さまも少なくありません。近年、就労女性人数は増加傾向にある一方で月経痛を自覚する女性の割合は約8割と高く、月経関連症状による労働損失の割合も大きいことが知られています。
さらに、40~50歳の就労女性の約半数が更年期症状を自覚していることも知られており、就労女性の月経痛や更年期障害など女性特有の病気を治療して、女性がホルモンの変化に影響されず快適に毎日を過ごせるようになることが必要と考えます。
また、一般的に女性の寿命は男性より長いものの、寝たきりなどで日常生活が制限される期間が男性より長いといわれています。
そのためには病気になってから治療するのではなく、病気になる前の段階から定期健康診断などセルフケアやビタミンなどサプリの摂取といったアンチエイジング対策も重要です。
しかし、産婦人科を受診するには心理的にハードルが高く、症状があってもなかなか受診しづらいのが現状です。
また、思春期や性成熟期の女性では月経による貧血、更年期以降の女性では女性ホルモンの低下によって、高脂血症、高血圧、糖尿病など内科の病気を合併している方が多いため、
内科受診と同時に婦人科の病気も診療できれば、そのハードルは下がるのではないかと考えました。
それに加えてプライバシーが充分に保たれるように待合室の椅子にパーティションを設けるなど椅子の配置を工夫し、あえて席数も少なめに致しました。
これにより、他の方に気兼ねせず受診していただけるのではないかと思っております。
診療については患者様のお悩みを真摯に受け止めたうえで、専門資格を生かして、エビデンスに基づいた質の高い医療をご提供させていただきます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
四条烏丸くさかりクリニック
院長 草刈 孝史
学歴
- 三重大学医学部医学科 卒業
- 京都大学大学院医学研究科(医学) 修了
職歴
- 京都大学大学医学部附属病院 産婦人科研修医
- 財団法人倉敷中央病院 産婦人科
- 滋賀県立成人病センター 婦人科
- 京都大学医学部附属病院 産婦人科
- 市立伊勢総合病院 産婦人科
- 石田病院
- 神戸市立中央市民病院 産婦人科
- 医療法人パルモア病院 産婦人科
- 医療法人サンタクルス ザ タカラヅカ
- 医療法人真心会 南草津野村病院 産婦人科
資格
- 京都大学医学博士(医学)
- 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
- 日本女性医学学会 認定女性ヘルスケア専門医
- 日本女性心身医学学会 認定医
- 日本医師会 認定産業医
- 日本抗加齢医学会 専門医
- 日本臨床内科医会 認定医
- 日本スポーツ協会認定スポーツドクター
- 厚生労働省指定オンライン診療研修終了
所属学会
- 日本産婦人科学会
- 日本女性医学学会
- 日本女性心身医学会
- 日本産科婦人科内視鏡学会
- 日本臨床内科医学会
- 日本抗加齢医学会